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SEMについての良書:SEM 成功の法則
2009年02月21日
書籍の感想です。
本日、以前買っておいた『Yahoo! Googleの検索連動広告を最大限に活かす SEM成功の法則』を読みました。
この本については「元オーバーチュアの取締役が買いた SEMの本」という認識程度しかなかったのですが、買って良かったです。久々に(この手の書籍で)読み応えのある本に出会いました。
内容は、タイトル通りSEMに関する本なので、経営者の方やウェブ業界で働かない人以外の方には1ミリも関係のない本なのですが、関係する人にとっては『必読』の一言です。
(ちなみにSEMを行うためのハウツー本ではありません。ロジックを理解するための本です。わかりにくい用語をできるだけ平易な文章で伝えよう、という作者の意図もつよく感じました。)
目次(CONTENTS)を紹介すると…
目次
- すべてはROI最大化のために?SEM2.0の時代へ
- 検索連動型広告の本当の仕組みを正しく理解する
- ROIで広告効果を可視化する
- キーワードの「ポートフォリオ」でリスクとリターンを最適化する
- ROIを最大化するための実践的攻略法
- 最適化のセオリーを正しく理解する
- コンテンツ連動広告におけるROI管理
- モバイルSEMとの付き合い方
- 広告の管理・運用で失敗しないために--正しい委託先の選び方
具体的に、参考になる箇所
ウェブ担当者には2〜8(特に5)、経営者の方には6と9の項が非常に参考になると思われます。私も自分の実体験として経験しておきたく、オーバーチュアへの出稿を検討していたところだったので真面目に読んでみたのですが、「知らないと無駄に広告費を使う」ことになっていたと思われる箇所がたくさんありました。
たとえば私はROI(Return On Investment)について
ROI = 収益/投資(分母:投資 分子:収益)なので
利益>必要経費 + 投資(広告費)
であれば広告投資をする価値がある、という安易な理解しかできていなかったのですが、この書籍では
- 厳密にROIを出すにはどうしたらよいか
- (顧客1人あたりの)獲得コストの考え方→
- 獲得コストの引き下げ方→
- 最適なクリック単価…
という風に流れに沿って説明がなされています。
また
- 実施に広告出稿をはじめる時のキーワードの増やし方、広告文の書き方
- 広告出稿したあとの結果の測定の見方
- その後のアクションの導き方(費用対効果改善の7つのチェックリスト等)
など具体的な動きについて、例をまじえて解説されています。
この本を読んで思ったことは、SEMを請け負っている広告代理店などの担当者のスキルによって、決して少なくはない広告費を、多くの企業が無駄に支払っているのだろうな〜〜ということ。
検索エンジンマーケティングだけでなく、ウェブの企画についても制作についても同じことがいえると思うのですが、、お金をとっておきながら『プロ』としての仕事ができていないところは多いのではないかと。
私ももっと勉強しなくては。。。
そんな風にあらためて気付かせてくれるよい本でした。
- -SEM-成功の法則- 泉浩人 著
p.s.ふぇ〜 長文疲れました。。
でも読んでみてあらためて、厳密に「費用対効果」の測れる広告、という意味で今後間違いなく需要が伸びてくるだろうSEMに、可能性を感じます。
リアルビジネスで試行錯誤している中小企業の経営者の方にこそ、うまく利用して欲しい!
そんな風に思いました。
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