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トイレの非常ボタン

昨日みた雑誌に作家 絲山秋子さんがINAXの営業マン時代について語っていた。
なんでも学生時代に「工業製品」としての便器に興味を持ったのがINAXへ入社したキッカケだったそうで、すごく親近感を感じた。


何故なら私は普段から「トイレの非常ボタン」が異常に気になっているので。。。

「トイレでの非常を伝える」ための「非常ボタン機能」って、設置の位置(場所・高さ)や手法がけっこう難しいらしく、間違って押されているところを何度も目撃したことがあるため、何となく気になったのがはじまりといえばはじまり。

子連れで入る「誰でもトイレ」(注:車いすでも入れるトイレ)なんかにはたいていあるので設置位置やボタンの大きさ・注意書きなんかをつい観察しまう。結構重要な機能なのに、消防用のそれとは違い統一された規格がないようなので余計気になってしまう。



私が入ったトイレの多くは

  1. トイレットホルダー下の足元(身体を延ばさないと手が届かない位置)にボタンで設置
  2. 背面やや上もしくはやや下(立って振り向かないと、押せない位置)にボタンで設置

というものが多かったように思う。

たまに

  1. 左トイレットホルダー上にボタンで設置

されたりしていると「あちゃー、これは間違って押すでしょう」なんて考えてしまう。

非常時にすぐ押せる」ことと「間違って押さないようにする」ことを両立させることは意外と難しいんだな、と常日頃何となく感じており、これは「ウェブのユーザビリティ」に通じるものがあるな〜と勝手に興味を持っていたのだけれども。



で、本日なんと「非常ボタン」の新しい「型」を発見しました!
それは(糸状の細い)「ヒモを引く」というもの。
新宿ジュンク堂のトイレで発見!!

発見したとき、トイレットホルダーの真上という間違えやすい場所にありながら『「強く引く」という(流すのとは違う)行為が必要となることで「本当に必要な時に使う非常ボタン」になっているな〜』と感じた。
いや〜、考えた人すごいな。

こういう(非常ボタンは「押す」ものだという)ある意味「常識」となっているものを工夫して新しい形にする人にホントに敬意を覚える。



便座が暖かくなるトイレというのは日本だけらしいし
たかがトイレ、されどトイレ。
機能を注意して見てみると結構面白いな〜。

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