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映画「幸せのちから」/THE PURSUIT OF HAPPYNESS

ウィルスミス主演の映画「幸せのちから」を観てきました。
■ 公式サイト「幸せのちから
■ モデルとなったクリス氏のサイトchrisgardnermedia.com

≪ストーリー≫
81年、サンフランシスコ。5歳の息子クリストファーを何より大切に思うクリス・ガードナーは、新型医療機器を病院に売り込む日々。しかし大量に買い込んだ機器は滅多に売れず、家賃も払えない生活が続いていた。そんなある日、彼は高級車から降りた男に成功の秘訣を尋ねたことをきっかけに、証券会社の養成コースに通うことを決意する。受講者に選ばれるように、クリスは人事課長のトゥイッスルへ自己アピールするのだが…。(goo映画より)

うーん。正直、作られたイメージが先行しすぎている感じ。
「幸せのちから」という邦題がなんだかイヤらしく感じ、原題のTHE PURSUIT OF HAPPYNESS (幸福の追求※)、というリンカーンが唱えた「アメリカにおける自由」の意味という部分をもう少しうまく出してほしかったなぁという気がした。
※というかこれはスペリングミスの追求、という意味なのかな。。

とはいえ、映画は素晴らしい。
養わなければならない家族がいるという状況でありながら、自分の目指すもの(夢)に向かって、自分自身を進じ全身全霊をかけることのできる主人公に、心奪われた。

ここまで家族の感情や生活を犠牲にして、自分の夢を追い求める主人公の姿は人によっては「自分勝手」な人間に写るかもしれないけれど、私自身は自分の子供に、こういう姿を見せることが出来る父親が人間として一番素敵だと思う。結果がついてきたからこそ言える、戯言なのかもしれないけど。

また同じ子供のいる立場の人間として、一時も他人の手に息子を預けず甘えず、息子と共に一番辛い時期を生きぬいた主人公に、心から敬意を感じる。

妻リンダ役のタンディ・ニュートンと、息子役のジェイデン・C・S・スミスの演技が、ウィルスミスの演技をリアルなものに感じさせており、非常に良かった。

また最後、憧れの証券会社の売買仲介人に選ばれるシーンの告知前後で、ウィルスミス演じるクリスが別人のようになる演技は、観ていてとても清々しいものだった。

予告編ほど大げさな感動物語ではないけれど、これが実在の人物の話だとわかって観ると非常に勇気づけられる映画だと思う。子供に対しての自分の「親」像や「役割」を見失っている人にはぜひ観てほしい映画。

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