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ウェブデザインに求めるもの
2006年07月28日
今新規案件の佳境を迎えつつある。
デザインし始めて2日目になる今日「人がウェブデザインに求めるもの」についての意見交換を担当Dとしたのだが、全く違う考え方をしていて興味深かった。
私自身はこのところ「ウェブに求められるデザイン」は「機能をよりわかりやすく実現でき、使いやすくデザインすることが一番大事」という風に考えていて(サイトのイメージを確立する)絵をつくることとか演出を考えることには、あまり興味がない。
個人的にプロダクトデザインに求めるものと近いものをウェブデザインに求めてしまっているので、目的を達成するのに違和感なくスピーディに使用できればシンプルなものが一番美しいと思ってしまうのだ。
欲を言うなら、目的を達成するための新しい手法やカタチを・違和感なく提供できれば、それが一番よいデザインだと考えているので、クライアントのニーズと個人の趣向に、溝ができてしまっている。
そもそも担当Dとの話の発端は
「アクセスビリティとかユーザビリティは考慮する必要がありますか?」という私の質問だったのだけれども(←今頃確認するなよ!)、それに対して担当Dの答えは
「考慮する必要はありません。」
とのこと。
誤解を恐れずに書くと、アクセスビリティやユーザビリティについては制作者として知っておくべきことであり、それを達成することを目的にサイトを構築すべきことではない、というのが彼の持論。付け加えるならウェブの使い方なんて個人それぞれが決めるものであって、情報を発信する側が、勝手にルール化するべきものではないとも。
「結局出し手がどんなに考えて制作しても、迷う人は迷うし、皆見たいように見るものですよ。」
と言われてしまった。。(念のため補足すると、そんな彼のつくるウェブサイトの構成は、非常に機能的でよく考えられている。)
う〜ん、目からウロコ。
ウェブって情報を発信する側が「こうして使ってくださいね。」と見せたい情報を見せたい順序ややり方で提供するものだと思っていたので、なるほどと思った。今のウェブサイトは情報の出し手が脚本をつめすぎて面白みが減っているということか。
web2.0と呼ばれるサービスが面白いと言われるのもこういうことに関係しているのかも。
色んな人の価値観が、相互作用することが一番おもしろい、ということにはアナログもデジタルも関係ないんだなぁ。
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